アカデミックな学びで得たCEFR B2の力で海外留学を視野に

香川県大手前高松高校3年 I.K.さん
 所属コース・クラス : NESTON Academy JH International (Scholarship生)
 取得資格 : CEFR B2(IELTS 6.0/ 英検準1級)

Q.NESTONに通い始めたのはいつですか?

高校2年生の終わりに母がNESTONへ相談に伺いました。その時に先生方がとても親身になって相談に乗ってくれたそうです。「チームを組んで、彼女をゴールへと導きます!」との言葉が力強かったと言っていました。母の勧めとスカラシップ試験*のタイミングでもあったので受験することにしました。そしてスカラシップ生として入会することができました。

*スカラシップ試験
英語スキルの習得をゴールとするのではなく、それを活かし将来グローバルでの活躍を目指す高校生と中学生を対象に、英語スキルに特化した【English スカラシップ】と、英語スキルと本人の強みを生かした将来のビジョンを応援する【Dreamスカラシップ】の2種類のスカラシップ試験を用意している。

Q.NESTONに入会を決めたきっかけは?

実は高校生になってから英語の成績が伸び悩んでいたんです。英検準1級のスコアも平行線。私のウィークポイントはスピーキングなのに学校や塾の授業ではリーディングに寄っていてスピーキングの対応は望めない。このままだと合格は難しいかもと諦め始めていました。けれどもNESTONなら違うアプローチがあるかもしれない。高校生の生徒は少ないとのことでしたが、逆にネイティブの先生とマンツーマンに近い形で受講できることのメリットの方が大きいと思いました。じっくりと学べるチャンスだと考え、週2回各2時間のコースをお願いしました。

Q.実際にNESTONに通ってみてどうでしたか?

自分が理想としていた学習環境にとても近いと感じています。Matthew先生を中心にたくさんのネイティブの先生たちがフォローしてくれていますが、先生たちは国籍もバックグラウンドも多様で、英語だけでなく多くの知見と視野が得られます。スピーキングの改善においても、多くの先生から英語が聞けるメリットは大きいです。先生によって言い回しや喋り方には特徴がありますから、アウトプットのバリエーションをリアルなコミュニケーションの中で知ることができるからです。
前に通っていた英会話スクールでは日常会話がメインでしたがNESTONではコンテンツの質が全く違います。英字新聞のコラムや論文記事などが頻繁に授業に使われるので、アカデミックなものに触れる機会がとても多くなります。自然と専門的なボキャブラリーも身につくし、長文にも抵抗感がなくなっていきました。

Q.大学受験に関して教えてください

私の目標は海外留学です。留学先や制度などの情報を知るためにサマースクールやオープンキャンパスには積極的に参加していました。そこで先輩たちから話を聞くと、私が志望する大学や学部ではグローバルで使える資格が有利だったり時には必須だったりすることが分かりました。IELTSについて意識するようになったのはその頃でした。それまではTOEFLと共に留学の際に認められる国際的な英語資格試験という程度の認識でした。周囲には受験経験者もいませんし情報が圧倒的に不足していました。それでも志望校を調べていくうちに、IELTS*のメリットが見えてきました。5.5以上のスコア(CEFR B2*)があれば国内の大学でも総合型選抜などで選択の可能性が広がること。留学を考えた時には英検よりIELTSの方が圧倒的に強みがあること。NESTONが受験会場になっていること。そこで一旦IELTSのスコアを目標に定めることにしました。私の場合、苦手なリスニングとスピーキングの対策をすれば受験にも繋がる。一般的な受験勉強とアプローチは異なるかもしれませんが、NESTONではそこを徹底的に鍛えていただいています。だから英語に関する不安は今はほとんどありません。

*CEFR(セファール)
外国語の習熟度や運用能力を同一の基準で評価する国際標準指標のこと。グローバルで見た時に英語が使えるレベルはB2と言われている。NESTONではCEFR B2レベルの力を身につけられるようクラス編成、カリキュラム設計を行なっている。

*IELTS
外国語の習熟度や運用能力を同一の基準で評価する国際標準指標のこと。グローバルで見た時に英語が使えるレベルはB2と言われていIELTS(International English Language Testing System、読み方:アイエルツ)は、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、およびイギリスを含む英語圏の国に留学、就労、移住を希望する人々の英語力を測定するグローバルな英語試験。世界で400万人を超える受験者がおり、近年は日本の大学入試でも活用が進んでいる。2023年9月よりNESTONは四国初で唯一の試験会場に認定され彼女はNESTON生初のIELTS受験者となった。

Q.実際に受験してみてどうでしたか?

はい、英検準1級にも無事に合格できたので、夏にIELTSを受験しました。IELTSの試験は正直難しかったです(笑)ただ不思議なことに、問題を解くのがとても楽しかったんです。元々リーディング問題は得意だったのですが、問題文の内容が興味深くて、試験中にも関わらず「そうかNESTONで私が学んでいるのはこういうことなんだな!」と思わず納得してしまいました。2ヶ月後に受けた2回目の試験で目標のスコア6.0に到達することもできました。高松で受験できるようになって本当に助かりました。実際にスコアを取ると、今まで夢のようでどこかふわりとしていた留学がとても具体的でリアルなものになってきました。

Q.NESTONで学んだことが身についたと感じた時は?

ネイティブとの会話に対する自信がついたことです。これは二次試験の面接の時にとても強く感じました。これまでの面接では緊張しがちでしたが、今年の試験では緊張もせず「あっ聞き取れてるし、言葉が出てくる!」と自信を持てるようになりました。
あとは英語で考えるコツを掴むことができた気がします。ネイティブの先生と英語で考え、英語で答えることを繰り返すので英語脳は相当鍛えられていると思いますし、自分自身その成長を実感できています。

Q.今後の夢はなんですか?

大学選びには実はまだ少し迷っています。自分のやりたいことを実現できるところは?自分の力を磨けるところは?海外への選択肢の広さは?など大学名や偏差値だけにとらわれずに自分のビジョンを叶えられる道を選びたい。必要だったIELTSのスコアも取ることができましたから、自分の目標である海外留学への第一歩を踏み出していきたいです。